3つの高峰のひとつ「長尺」に特化。

金属加工において、特に難度が高いと言われる3つの分野があります。

ひとつは、大物薄板プレートの加工。2つめは、数ミクロンの精度を要求される微細加工。そして3つめが、「長さ」のあるロールやシャフトの加工。「長尺加工」あるいは「長物加工」と呼ばれるものです。

長尺加工には専用の設備と特殊な加工の知識が必要なため、さらには長尺という特殊性ゆえに需要「量」自体が少ないため、対応可能な企業が少ないのが現状です。

サンキ工業では、設立以来、この「長尺加工」に特化した仕事を続けてきました。

弊社では、一般によく使用されるワークサイズの「旋盤」「フライス」「研磨」にお応えできる設備を整えています。

主な納入品としましては工作機械・産業系機械・建設系機械の各種部品。その中にある目立たない部分ではありますが、その一部品にもお客さまのニーズに合わせてミクロン単位までの高精度対応をいたしております。

  1. 長尺の旋盤とフライスの両方に対応。

    長尺加工に対応する数少ない企業でも、そのほとんどが旋盤加工だけ、あるいはフライス加工だけを扱っています。
    「長尺加工」には旋盤・フライスそれぞれに必要な知識、経験が必要となるため、双方を行うにはそれぞれのノウハウが必要になります。

    サンキ工業は、長尺加工に特化した旋盤・フライス・研磨の設備を整え、あらゆる長尺ニーズに高い精度でお応えしています。

    たとえば、4.000mmのワーク(素材)の外形切削加工や黒皮材の両端部の軸加工、4,000mmの定尺素材の一直線フライス加工など、他社では難しいとされる加工も得意としています。

    加工素材に関しても、鉄系(SS400、S45C、SCM)、ステンレス系(SUS304、SUS316など)を中心に幅広く対応しております。

  1. 長尺特有の難題にも独自の解決策。

    パイプ材や棒材などの金属素材は、製造工程で発生する応力を含んでいます。その金属素材を切削すると、通常、短い素材であればそれほど問題にはならない応力が、長くなるほどにバランスが崩れ、加工中に曲がり(素材の震え)やビビリ(素材表面の波模様)が発生する原因になることがあります。

    このような長尺加工に特有の難題も、サンキ工業では固定振れ止め、移動振れ止めのほかに、独自に開発した技術で解決。高精度の完成品をお渡ししています。

    また、素材自身にわずかでも歪みがある場合、その歪みのために加工が困難になる場合もありますが、弊社ではこの問題に対しても、歪み取り機を設置しあらかじめ曲がり取りなどを施すことで解決しています。

  1. トータルサポート&小ロット対応。

    サンキ工業ではお客さまに代わって材料調達→加工→熱処理→研磨→メッキまで一連のオーダーにもお応えしています。

    トータルサポートで対応させて頂くのは、お客さまに「加工対応」ではなく「完成品」をご提供するためです。それぞれの工程を弊社が代わりに行うことにより、ワンストップで「製品」を提供いたします。

    私たちの会社は決して大きくありません。そのため対応できる量には限界があります。
    その代わり、小ロット対応を得意としています。ご注文頂いております半分以上の加工が5本以下の小ロット。さらに試作や短納期といったご要望にも柔軟にお応えします。

    また、長尺加工に特化した設備は1.000mm以上のワークの加工なら、どこよりも低価格で量産できる自信があります。

  1. 安全意識の高さが、加工精度の高さに。

    工場内には2.8tの天井クレーンを備え、重量のあるワークの移動・設置を安全・スピーディーに行っています。

    また、天井クレーンとは別に、設置してある機械には1台ごとに250kgまでの荷重を吊り下げることのできるジブクレーンを備えています。この設備により、それぞれの加工を安全・効率的に行うことが可能です。

    クレーンの操作に必要な玉掛け、クレーン、リフトなどの国家資格も弊社のスタッフは全員取得しており私たちは、このような安全への気配りが、事故を未然に防ぐと共に、日々の仕事の精度につながると考えています。

  1. ものづくりのまち、金沢でスタート。

    ここ北陸は、明治時代から織物業が盛んでした。やがて織物業から織物機械産業が発達し、織機には長尺のロールなどの加工品が必要とされるようになりました。

    サンキ工業は、北陸・金沢において織機用のロール製造からスタートしました。社業の発展に伴い、長尺加工の技術が他の分野でもお役に立てないかと考えるようになり、いまでは工作機械、建設機械、食品、プレス機といった産業機械などの分野で弊社の加工品をご利用いただいております。

    また、石川県内はもとより、県外のお客さまにも加工品を納めております。

    現在、サンキ工業は、石川県白山市に拠点を置いていますが、金沢は弊社の発祥の地。起業したときの精神を忘れることなく、今後とも研鑚を重ね、皆さまのお役に立ちたいと考えています。

    ものづくりのまち・北陸から「金沢シャフト」をお届けします。

 

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